まず外壁塗装の劣化の原因ですが、主な原因は太陽光の「紫外線」「熱」による塗装(塗料の樹脂)へのダメージが劣化の原因となります。
なので太陽光の当たりやすい南面では紫外線や熱による劣化が進行しやすい傾向にあります。
また、雨風も外壁塗装の劣化原因の一つとなります。
特に台風などの強い雨風は外壁の劣化を進行させます。
年数を重ねるごとに外壁はダメージを受けて少しずつ劣化していきます。
劣化が進行するにつれ外壁の防水性が失われていき雨水が侵入していくことで外壁はどんどん傷んでいきます。
では、外壁が劣化していくとどのような症状が起きるのでしょうか?
1.ツヤ引け・変色・退色
※太陽光線の中の紫外線の影響で、塗膜を守る「樹脂」が劣化することでツヤがなくなり、次第に「顔料」に影響が出はじめる現象です。
2.チョーキング現象・白亜化
※紫外線や水の影響で、塗料の色彩を形づくる顔料そのものが劣化して粉状になっている現象です。
3.藻・カビ・サビ
※外壁が劣化すると、表層面が保水性を持つことになります。その保水性が「藻」や「カビ」を引き寄せ、さらに「大気汚染物質」などを付着しやすくさせます。汚れを複合的に引き寄せる原因となります。
4.外壁のヒビ
※小さなひび割れは、主に、塗装膜そのものが経年で硬化して起こる現象です。大きなひび割れは、主に、塗装膜の下地素材(躯体)が割れている可能性があります。下地素材からひび割れている場合は、雨水が侵入することになります。
5.塗膜の剥がれ・膨れ
※塗装した膜が、はがれたり、フクレたりの症状が現れます。これは、劣化による付着力の低下が原因です。外壁を保護する機能が無い状態で、下地素材の欠損に進行しますので早急に対処が必要となります。ただし、下地素材が室内から侵食されて、塗膜を浮かせている場合もありますので、正しい診断が必要です。
ご説明した5つの外壁劣化を、劣化の進行を4つのステージでご説明していきます!
劣化の速さは、塗料の性質やグレードによって異なりますし、下地素材の性能にも拠りますが、おおよそ、このような経年劣化を想定して頂けたらと思います。
第一ステージ:(5年から10年)
→ ツヤ落ち の症状が、少しずつ始まる。
第二ステージ:(8年から13年)
→ 変色やチョーキングが の症状が、少しずつ始まる。
→ 藻・カビ・汚れの症状が、場所によって見られる。
第三ステージ:(10年から15年)
→ 変色やチョーキングが の症状が、日当たりの良い部分に見られる。
→ 藻・カビ・汚れの症状が、部分的に発生している場合もある。
→大小のクラック(ひび割れ)の症状が、現れている場合もある。
第四ステージ: (15年から20年)
→ 変色やチョーキングが の症状が、全体的に見られる。
→ 藻・カビ・汚れの症状が、広く発生している場合がある。
→大小のクラック(ひび割れ)の症状が、点在している場合がある。
→ はがれ、フクレ、欠損 の症状が、現れ始めている場合がある。
みなさんのお家は大丈夫でしょうか?
塗り替えは、第三ステージに入ったくらいを目処に計画を立てるのが良いとされています。
第四ステージからは、下地素材(躯体)そのものへの影響が出始めるケースが多いので
その前に対策措置を行うことをおすすめ致します。
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